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活動便り

ACTIVITY NEWS

第40回九都県市合同防災訓練(中央会場)実施

 第40回九都県市合同防災訓練(中央会場)が、9月1日(日)に船橋市高瀬町運動広場をメイン会場として行われました。千葉県・船橋市はじめ各防災関係機関、大学、企業、ボランティア団体など約110の機関、一般市民を含め約5000人が参加しました。
 同訓練は、千葉県北西部直下を震源とするM7.3の大地震が発生し、船橋市では最大震度6強を観測、強い揺れによる建物倒壊や液状化による道路損壊等が多数発生、下水道を含むライフライン機能も麻痺しているという想定で、「自助」・「共助」・「公助」に基づく地域一体となった防災力の向上を図ることを目的として実施されました。本年は、実動訓練・避難所運営訓練・物資輸送訓練・ボランティアセンター運営訓練・多数遺体取扱訓練・防災フェアの5項目の訓練が実施され、実動訓練ではドローンやバイクを使った情報収集や消防ヘリによる負傷者の救出、船舶と連携した物資や部隊の輸送訓練、緊急車両の出動等、本番さながらの訓練が行われました。
 当協会船橋支部は会場内の防災フェアに参加するとともに、日本赤十字社が実施する炊き出し訓練にLPガス燃料供給を行いました。フェアの協会ブースでは昨年に引き続き、ガス放出防止型高圧ホースの設置推進のため立体モデルの展示や、津波対策等のパンフレットを配布し、消費者の方々にLPガスの安全性や、災害に強いLPガスをアピールしました。
 また、当協会が普及を推進している「FRP容器」のLPガスを用い、LPガス発電機を駆動して、発電した電気により扇風機が動く様子を展示し災害時のガスの利便性を実感いただいたり、来場された女性やお子様方にも空の鋼製容器とFRP容器を持って重さの比較をしていただいたりと、多くの方々にその軽さや美観に優れ、残量が見える等の特徴に興味を持っていただけました。特に、自治会の見学者の方々には、備蓄用として高い関心を持っていただき、需要拡大が見込めるツールであると再認識致しました。
 船橋支部の皆様には暑い中大変御尽力いただき、ありがとうございました。