『平成28年度第2回LPガス等合同防災訓練(中核充てん所稼働訓練)』 実施
平成28年9月13日(火)「八日市場瓦斯㈱」において「第2回LPガス等合同防災訓練(中核充てん所稼働訓練)」を実施しました。
この訓練は、災害時等においてLPガスを安定的に供給するために、LPガス販売事業者と中核充てん所が関係行政機関等との連携を図りながら、LPガス業界だけでなく近隣自治体等の地域を交えた災害対応訓練であり、今回は、千葉県東方沖地震,マグニチュード7,最大震度6強の地震が発生し、被災地を旭市と想定して、①中核充てん所稼働訓練、②炊き出し訓練を実施し、訓練参加者並びに見学者の合計89名が参加しました。
今回の訓練では、中核充てん所の八日市場瓦斯㈱を拠点として、充てん所施設の電源をLPガス発電設備に切り替えて充てん所施設を稼働させ、50㎏のLPガス容器とLPガス自動車への充てんを実施しました。
また、応援要請を受けた5カ所の中核充てん所の輸送車両に八日市場瓦斯㈱のLPガス容器を積込み、避難施設への輸送訓練を実施しました。
輸送訓練では、匝瑳警察署等が千葉県立八日市場特別支援学校で実施する「災害対応訓練」と合同で実施し、警察車両の先導で八日市場瓦斯㈱から特別支援学校までFRP容器等を輸送し、炊き出しセット等との接続点検後、炊き出しを実施しました。
さらに、炊き出し訓練では、当協会海匝支部と山武支部の総勢約30名で実施し、400食分の豚汁と炊き込みご飯を特別支援学校の生徒や父兄の方、並びに警察等訓練実施者へ提供しました。訓練当日は大雨の中実施したため気温が低かったこともあり、温かい食事が食べられたことに大変感謝していただき、また、生徒からは“とっても美味しい”と大変喜んでいただきました。

今回、天候の悪い中、多くの方にご協力をいただきました。
この訓練を継続して実施することにより、LPガスが災害に強いことを一般県民等にアピールし、
千葉県内のLPガス販売事業者と関係行政機関等との連携強化を今後も図って参ります。